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Interview 02
神山翔
AXソリューション営業・事業開発/AX事業統括責任者

商材を売るのではなく、課題を言葉にする。
その言語化の力が、企業の変革を動かす。

編集・制作からマーケティング、そして法人営業・事業開発へ。「作る/伝える」側で磨いた言語化の力を武器に、いまは企業の変革に外側から踏み込み、顧客が自ら動き出す構造をつくる。2026年5月にAXRへ加わった神山さんに、その仕事観と、AXRを選んだ理由を聞いた。

神山翔
Q. 数ある選択肢の中で、AXRへの参画を決めた理由を教えてください。

「作る/伝える」側で磨いてきた言語化の力を、企業の変革そのものに使える、と確信できたことです。変革は、課題が言葉になった瞬間に始まります。経営者自身も気づいていない課題を言語化し、現場が納得できる構造に落とし込みます。これができなければ、どんな戦略も動きません。AXRは、研修やソリューション提案の一発で終わらず、その先の変革・実装・浸透まで踏み込む会社です。言語化を起点に、変革の入口から出口まで関われます。この一気通貫性が、他社にはない決め手でした。

そして正直に言えば、最後の一押しは「条件」と「意思決定の早さ」でした。選考の中で、こちらの経験と市場価値を正面から評価してくれて、そのうえで判断が驚くほど速かったんです。「決めるべきことを、決められる会社だ」という実感は、入社後に感じているスピード感にもそのまま繋がっています。

Q. 実際に中に入って感じる、AXRならではの強みは何ですか?

戦略・KPI設計から現場定着・横展開まで、AXに必要なプロセスを1社で担えることです。効率化のような一般論ではなく、相手の現場や経営・財務の言葉に接続して、初めて提案は刺さります。上流から定着まで自分たちで持つからこそ、顧客の中に推進力とナレッジが残ります。

総合コンサルは戦略を描いて渡します。ツールベンダーは道具を、研修会社は知識を渡します。どれも「渡して終わり(for)」になりやすいんです。AXRが違うのは、「答えを渡してあげる(for)」のではなく「問いを投げて相手自身を動かす(with)」ができることです。私たちのサービスの特徴は、お客様自身がAX(AIトランスフォーメーション)のケーパビリティを身につけること。AXを通じてお客様の競争力を高め、市場の中で勝たせることが、私たちの価値だと思っています。

Q. 現在の仕事内容と、任されている範囲を教えてください。

AX事業で、事業開発と法人営業を担当しています。企業のAIにまつわる経営課題を解決し、「成果を生む構造」へ変わるのを外部の立場から伴走する仕事です。

具体的には、AI戦略立案の支援やAIを前提にした業務改善、人材育成などを提案し、商談から受注までを一貫して回します。加えて、投資ファンドやその投資先に向けた事業開発、顧問・代理店といった紹介チャネルづくりも担当しています。

入社前は、営業として実績を積んでから徐々に上流へ、という想像でした。実際には初月から、相手が自覚していなかった課題を言語化する“上流の提案”を任されています。「まず実績を」ではなく「まず任せる」。その順番が逆なのが、AXRらしさだと思います。

Q. AXRの“AI前提”は、日々の働き方としてどう現れていますか?

自分自身の営業業務にAIエージェントや自動化を組み込んでいます。日次の振り返りを回すAIを自分でつくり、CRM連携やデータ処理、資料の下書きはAIに寄せて、自分は商談や交渉に集中します。AIに任せられる作業は削り、人にしか出せない商談・交渉・事業開発に時間を寄せる、という働き方が型になってきました。AIを“使う”というより、業務の一部として“溶け込ませている”感覚に近いですね。

Q. これまでのキャリアで培ったもののうち、AXRで一番活きている力は?

編集やマーケティングで長く“伝える/構造化する”ことをやってきた経験です。相手の言葉を整理し、経営や財務の文脈に接続して、一本の構造にします。この言語化力が、いま最大の武器になっています。編集・マーケで培った力が、ここまで直接的に営業の武器になるとは、正直思っていませんでした。

Q. 前例のない領域で事例をつくる面白さと、難しさは?

一番の手応えは、相手が自分でも自覚していなかった課題を、こちらが言葉にした瞬間です。そこで初めて提案の土俵ができて、相手が動き出します。「待ちの姿勢」で限界に蓋をした現場に、核心を突く問いを投げて、攻めの変革を通します。その事例を一つずつ積み上げるのが面白いところです。

難しさは、「答えを言えば信頼される」わけではないことです。「御社の課題はこれです」と言い切るのは簡単ですが、それだけでは信頼は得られません。お客様が置かれている市場環境、その会社固有の状況、目の前で話している相手のレイヤーやミッション。そうした要素をすべて踏まえたうえで問いを投げて、初めて「この人の言うことなら」と思ってもらえます。最終的には、提案の中身以前に「人」として信じてもらえるかどうかです。そこが一番難しく、同時に一番やりがいを感じる部分でもあります。

Q. これからAXRで実現したいこと、描いているキャリアの広がりは?

「待ちの姿勢」で限界に蓋をした現場に、核心を突く問いを投げて、攻めの変革を実際に通した事例を、いくつも手元に持ちたいと思っています。単発の研修や提案で終わらせず、顧客が「人月」から「成果ベース」へ転換するところまで伴走し、その先の新しい事業づくりにまで踏み込みたいと思っています。

まずは一社ずつの事業構造を変えることです。そこで作った勝ち筋を業界に横展開していき、その先の industry、そして Japan へつなげていきます。「AX支援と言えば自分」と社内外で名前が挙がる状態を、まず1年でつくりたいです。

Q. これからAXRに来る人へ。どんな人と一緒に働きたいですか?

決まった商材を売るより、顧客の中を縦横斜めに動いて課題を探索してきた人。答えを待つのではなく、自ら問いを立てて現場を動かせる人。言語化と構造化を武器に、攻めの変革を面白がれる人と一緒に働きたいですね。

営業経験の長さは、正直あまり関係ないと思っています。私自身、編集やマーケティングから来ました。相手の話を聞いて構造にできる人、「この会社、本当はこうなれるのに」と勝手に考えてしまう人なら、経歴がどこから来ていても、ここで武器になります。